「凶数」を見る前に知っておきたい大前提
姓名判断の画数の吉凶を決める「流派」は、30以上あると言われています。
有名なものに「熊崎式(くまざきしき)」がありますが、ほかにも大熊式・呂式などさまざまな流派が存在します。
それぞれの流派で、画数の数え方(旧字体か新字体かなど)や、どの数字が吉・凶にあたるかの基準が異なります。
つまり、あるサイトで「凶」と出た画数が、別の流派に基づくサイトでは「吉」と判定されることは、珍しくないのです。
「凶が出た」という事実の前に、まずどの流派のどの基準で調べたかを確認してみることをおすすめします。
一つの結果だけを見て「この名前はダメだ」と結論づけるのは、少し早計かもしれません。
流派を一本に決め、その基準で五格全体のバランスを見ていく——これが、画数と向き合うときの基本的な考え方です。
「凶」が出たのはどの格?五格の意味を整理する
姓名判断には「五格(ごかく)」という考え方があります。
五格とは、姓と名の画数をさまざまな組み合わせで合計した5つの数のこと。それぞれが異なる意味を持っており、どの格が凶になっているかによって、受け止め方も変わってきます。
| 格の名前 | 何の画数か | 影響するもの |
|---|---|---|
| 天格(てんかく) | 姓の全画数の合計 | 先祖運・家系の土台。先天的なもので変えられない |
| 人格(じんかく) | 姓の最後の字+名の最初の字 | 性格・本質・意志力。五格の中で最も重視されやすい |
| 地格(ちかく) | 名の全画数の合計 | 幼少期〜青年期の運勢・素質・内面 |
| 外格(がいかく) | 天格+総格から人格を引いた数 | 対人関係・社会での印象・周囲との関わり |
| 総格(そうかく) | 姓+名の全画数の合計 | 総合運・人生全体の流れ(中年期以降に影響) |
五格の中でとくに重視されることが多いのは人格です。
たとえば「総格が凶数」であっても、人格が吉数であれば「性格や本質の部分は安定している」という読み方ができます。
まず「凶が出たのはどの格か」を確認することが、次のステップを考えるときの出発点になります。
画数が凶だったときの3つの考え方
【考え方①】流派を一本に絞って、改めて全体を診てみる
複数のサイトで調べると、それぞれ異なる流派の基準が混在します。
「AサイトではOKだったのに、Bサイトでは凶だった」という混乱が起きるのは、そのためです。
まずは熊崎式など信頼できる一つの流派を選び、その基準だけで五格全体を診直すことをおすすめします。
そうすると、「一格は凶だけど、他の格はバランスよく吉が揃っている」というケースも多くあります。
【考え方②】五格全体のバランスで、名前を見直してみる
五格すべてが吉数という名前は、実はほとんど存在しません。
姓(苗字)は生まれた家から受け継ぐもので変えられないため、姓との組み合わせによっては、どんな名前をつけても凶が混じることがあります。
大切なのは、五格の中でどの格を重視するかを家族で決め、その格が吉になる名前を探すことです。
特に人格(性格や本質に関わる格)が吉数であれば、「芯の通った人生を歩みやすい」と前向きに読まれることが多いと言われています。
千明私が第一子の名前を考えたとき、候補のうち一つが地格で凶数でした。
でも人格は吉数だったので、「幼少期の運が少し不安定でも、本質は強い子に育つ」と先生に言っていただいて、それでようやく安心できました。
五格全体で見ると、意外と前向きな解釈ができることがあります。
【考え方③】画数は「一つの視点」として大切にしつつ、想いも忘れない
姓名判断の画数は、名前を読み解くためのひとつのツールです。
名前には画数のほかにも、漢字の持つ意味、音の響き、呼びやすさ、家族から子への願いや祈り——さまざまな要素が込められています。
「画数が凶でも、愛情を込めた名前を持つ子どもは生き生きと育った」という声は、先輩ママたちからも多く聞かれます。
「凶数だから不幸になる」という断定は、どの流派でも公式に言われているものではありません。
画数を参考にしながら、最終的にはご家族の想いを大切に判断していただければと思います。
それでも不安が残るなら、専門家に診てもらう選択肢
「理屈ではわかるけれど、どうしても不安が消えない」
そういう気持ちは、とても自然なことだと思います。
名づけは一度きりの大切な決断だからこそ、モヤモヤを残したまま前に進むのはつらいですよね。
姓名判断を専門とする先生に直接診てもらうことで、「この名前でよかった」という納得感が生まれることがあります。
電話占いサービスでは、姓名判断を得意とする先生に候補の名前を直接相談することができます。
「この名前の五格のバランスはどうか」「2つの候補のどちらがよいか」といった具体的な相談も受け付けています。
名づけという大切な節目に、プロの目線でそっと背中を押してもらうという選択肢もあります。



私も第一子のとき、最終的に姓名判断の先生に相談しました。
「この名前はここが少し惜しいけれど、人格が強いから大丈夫」と言っていただけたことで、迷いなく出生届を出せました。
「誰かに診てもらう」という選択は、決して弱さではないと思っています。
よくある質問
Q. 画数が凶の名前は改名した方がよいのでしょうか?
画数が一格だけ凶であることを理由に、改名を急ぐ必要はないと思います。
五格全体のバランス、漢字の意味や響き、家族の想いも含めて総合的に判断することが大切です。
「それでもどうしても気になる」という場合は、姓名判断の専門家に相談してから判断することをおすすめします。
Q. 五格すべてが吉数でなければよくない名前なのでしょうか?
五格すべてが吉数になる名前は、非常に限られます。
苗字によっては、どんな名前をつけても一格は凶になることもあります。
一般的には人格(性格・本質に関わる格)が吉数かどうかを特に重視し、あとはバランスで考えるアプローチが多く見られます。
完璧な五格を目指すより、「大切にしたい格を吉にする」という視点で名前を選ぶと、納得感が高まると言われています。
Q. 姓名判断サイトによって結果が違うのはなぜですか?
姓名判断には30以上の流派があり、画数の数え方(旧字体か新字体かなど)や吉凶の基準がそれぞれ異なるためです。
そのため、同じ名前でもあるサイトでは「大吉」、別のサイトでは「凶」と正反対の結果が出ることも起こります。
一つのサービスの結果だけで一喜一憂せず、流派を確認したうえで総合的に見ることをおすすめします。
まとめ:画数が凶でも、焦らなくて大丈夫
赤ちゃんの名前の画数が「凶」と出たとき、押さえておきたいポイントをまとめました。
- 姓名判断には30以上の流派があり、同じ画数でも吉凶の判定が変わることがある
- 「凶」が出たのが五格のどの格かを確認し、全体のバランスで考えることが大切
- 五格の中でとくに重視される「人格」が吉数なら、前向きに受け取れることが多い
- 画数は名前を読み解く一つの視点であり、漢字の意味・響き・家族の想いも同じくらい大切
- 不安が残るなら、姓名判断の専門家に相談して納得感を得ることも一つの方法
「凶数だから不幸になる」ということではありません。
大切なのは、名前に込められた家族の愛情と、お子さんへの願いです。
画数はあくまで参考の一つ。焦らず、ご家族らしい答えを見つけてください。



画数のことで眠れないほど悩んでいたあのころの私に、今の私はこう伝えたいです。
「大丈夫。あなたが選ぼうとしている名前には、ちゃんと愛情が込められているよ」と。
その想いこそが、お子さんにとっての一番の贈り物だと、私は今も信じています。





