候補の名前を姓名判断にかけたら、総格に「凶」の文字。
それまで「この名前しかない」と思っていたのに、急に胸がざわざわして、夜中に何度も画数サイトを見直してしまう……そんな方も多いのではないでしょうか。
私も第一子の名づけで同じ経験をし、眠れない夜を過ごした一人です。
先にお伝えしたいのは、総格が凶と出ても、それだけで赤ちゃんの人生が決まるわけではないということです。
この記事では、総格が凶と出たときにまず確かめたいことと、出生届の前・後それぞれでできる対処法を、やさしく整理してお伝えします。
- そもそも総格とは何か、五格の中でどんな位置づけなのか
- 「凶」と出たときに最初に確認したい3つのポイント
- 出生届の前・後で選べる具体的な対処法
- 画数を少し整えたいときの調整例
千明長男の名前を決めたとき、候補の総格が「凶」と出て、本当に一晩中眠れませんでした。
でも調べていくうちに「凶」の一文字だけで判断しなくていいとわかって、少しずつ落ち着けたんです。
今、同じ気持ちでいる方に、あのとき私が知りたかったことをお届けしますね。
【結論】総格が凶でも、慌てて名前を変えなくて大丈夫な3つの理由


総格が凶と出ても、すぐに候補をあきらめたり、名前を変えたりする必要はありません。
そう言えるのには、次の3つの理由があります。
理由1:画数の吉凶は流派によって判定が割れる
姓名判断にはいくつもの流派があり、代表的なのが熊崎式と呼ばれる考え方です。
流派によって、漢字を旧字体で数えるか新字体で数えるか、ある画数を吉とするか凶とするかが違うことがあります。
あるサイトでは「凶」、別のサイトでは「吉」と出るのは、決して珍しいことではないのです。
理由2:総格は五格のうちの一つにすぎない
姓名判断では、名前を「五格(ごかく)」という5つの視点から読み解きます。
総格はその中の一つで、総格だけで名前全体の良し悪しが決まるわけではないと考えられています。
ほかの格とのバランスで見ると、印象がまったく変わることもあります。
理由3:名前の価値は画数だけでは測れない
名前には、親が込めた願い、呼んだときの響き、家族の思い出など、画数では表せない大切なものが詰まっています。
画数は名前を読み解く一つの要素であって、すべてではありません。
「凶だから不幸になる」という受け止め方はせず、参考材料のひとつとして向き合ってみてくださいね。
そもそも総格とは?五格の中での役割をやさしく解説
総格とは、名字と名前のすべての漢字の画数を足した数のことです。
姓名判断では、名前全体を象徴する格として、人生全体や中年期以降の運勢を表すと言われています。
五格それぞれの意味と総格の位置づけ
五格とは、名前を5つの組み合わせで見る考え方です。
それぞれの意味は、一般的に次のように言われています。
| 格 | 数え方 | 表すと言われるもの |
|---|---|---|
| 天格 | 名字の画数の合計 | 家系・先祖から受け継ぐもの(名字で決まるため、本人の吉凶にはあまり影響しないとされる) |
| 人格 | 名字の最後の字+名前の最初の字 | 性格や才能、人生の中心(最も重視されることが多い) |
| 地格 | 名前の画数の合計 | 幼少期〜青年期の運勢 |
| 外格 | 総格から人格を引いた数 | 対人関係・周囲からの支え |
| 総格 | 名字と名前の画数すべての合計 | 人生全体・中年期以降の運勢 |
このように、総格は「人生の後半」や「全体のまとめ」を表す格とされています。
大切な格ではありますが、人格や地格と並ぶ一つの視点と考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
総格の数え方の例
たとえば「田中結衣」さんの場合、田(5)+中(4)+結(12)+衣(6)で、総格は27画になります。
名字の画数は変えられないので、総格を調整したいときは「名前の漢字」で調整することになります。
総格が「凶」と出たら、最初に確認したい3つのこと


「凶」の表示を見たら、名前を変える前に本当にその判定で合っているのかを確かめることから始めましょう。
意外と、確認するだけで気持ちが落ち着くことも多いですよ。
確認1:画数の数え方(旧字体・新字体)は合っている?
熊崎式など、漢字を旧字体や部首の本来の形で数える流派では、同じ漢字でも画数が変わることがあります。
たとえば「さんずい(氵)」を「水」として4画で数えるなど、部首の数え方の違いで総格がずれるケースは少なくありません。
使ったサイトがどの数え方をしているか、一度確認してみてください。
確認2:その画数は、どの流派でも凶なの?
総格では、9画・10画・19画・20画などが凶数とされることが多い一方で、流派によって「半吉」や「吉」とされる画数もあります。
複数の流派で見比べてみると、実はそれほど悪い判定ではなかったということもあります。
ただ、比べすぎると迷いが深くなるので、「わが家はこの流派を参考にする」と決めておくのもおすすめです。
【関連記事】赤ちゃんの名前、画数が流派で違うのはなぜ?迷った時の決め方5つ
確認3:人格・地格など、ほかの格とのバランスは?
総格が凶でも、人格や地格が吉なら、名前全体としては良いバランスと受け取る考え方もあります。
また、天格・人格・地格の組み合わせを見る「三才配置(さんさいはいち)」という見方もあり、これが整っていれば安心材料のひとつになります。
五格をすべて吉にするのは難しいことが多いので、どの格を優先するかを家族で決めておくと迷いにくくなりますよ。
【関連記事】赤ちゃんの名前は五格の優先順位が大切|全部吉にできない時の決め方



私の場合、最初に見たサイトでは総格が「凶」だったのに、熊崎式で数え直すと「吉」になったんです。
あの夜の不安はなんだったんだろう…と拍子抜けしました。
「凶」と出たら、まずは深呼吸して、数え方から確かめてみてくださいね。
【状況別】総格が凶のときの対処法5つ


確認してもやはり気になる場合は、今の状況に合わせて対処法を選んでみましょう。
出生届を出す前か後かで、選べる方法が変わります。
| 状況 | 選べる対処法 |
|---|---|
| 出生届の前(候補を考えている段階) | ①読みはそのまま漢字を変える ②漢字の組み合わせを見直す ③凶のまま、想いを優先して決める |
| 出生届の後(すでに名前が決まっている) | ④名前の意味や想いを伝えていく ⑤どうしても気になるなら専門家に相談する |
対処法1:読み(響き)はそのままに、漢字を変える
いちばん取り入れやすいのが、呼び名は変えずに漢字だけを変える方法です。
「ゆい」という響きが気に入っているなら、「結衣」「由衣」「結唯」など、別の漢字で画数を比べてみましょう。
呼び名を守れるので、家族の想いもそのまま残せます。
対処法2:漢字の組み合わせを見直す
名前が2文字なら、どちらか1文字だけを入れ替えるだけで総格が大きく変わることがあります。
「この漢字だけは絶対に使いたい」という1文字を決めて、もう1文字で調整すると、想いと画数の両方を大切にしやすくなります。
対処法3:凶のまま、想いを優先して名づける
どうしてもその名前がいい、と感じるなら、総格が凶のまま名づけるのも立派な選択です。
画数を気にしない名づけをする方もたくさんいますし、迷い抜いて選んだ名前には、それだけの愛情が込められています。
「凶数の意味は知ったうえで、この名前にした」と納得できていれば、それで十分だと私は受け取っています。
対処法4:出生届の後なら、名前の意味や想いを伝えていく
すでに出生届を出したあとに総格が凶だと知って、落ち込んでいる方もいるかもしれません。
そんなときは、「どんな願いを込めてこの名前にしたのか」を、成長に合わせてお子さんに伝えていくことを大切にしてみてください。
名前をたくさんの愛情を込めて呼ぶことも、何よりのお守りになると言われています。
対処法5:どうしても気になるなら、専門家に相談する
ひとりで調べ続けると、情報が多すぎてかえって不安が大きくなることがあります。
姓名判断を扱う専門家に名前を見てもらうと、総格だけでなく五格全体のバランスから、その名前の良いところも教えてもらえます。
なお、戸籍上の名前を変えるには家庭裁判所の許可が必要で、画数だけを理由にした改名は認められにくいと言われています。
改名を急ぐのではなく、まずは「この名前をどう受け止めればいいか」を相談する場として活用するのがおすすめです。
総格を整えたいときの調整例【漢字の入れ替え早見表】
ここでは「田中(5+4=9画)」という名字で、「ゆい」と読む名前を例に、漢字を入れ替えると総格がどう変わるかを見てみましょう。
吉凶は一般的な目安で、流派によって判定が異なる点はご了承ください。
| 名前 | 名前の画数 | 総格 | 一般的な目安 |
|---|---|---|---|
| 田中 由衣 | 5+6=11 | 20画 | 凶とされることが多い |
| 田中 結衣 | 12+6=18 | 27画 | 流派によって判定が割れやすい |
| 田中 結唯 | 12+11=23 | 32画 | 吉とされることが多い |
| 田中 優衣 | 17+6=23 | 32画 | 吉とされることが多い |
同じ「ゆい」でも、漢字ひとつで総格は大きく変わります。
ただし、総格を整えた結果、人格や地格が凶になることもあるので、調整後は五格全体をもう一度確認してみてください。
また、漢字の意味や書きやすさ、読み間違えられにくさも、あわせて考えておくと安心です。
【関連記事】赤ちゃんの名前の画数が「凶」…運勢は決まる?五格別の受け止め方
画数よりも大切にしたい「名前に込めた想い」
総格の吉凶に悩むのは、それだけ赤ちゃんの幸せを真剣に願っている証拠です。
だからこそ、画数は「より良い名前を選ぶためのヒント」として使い、最後は家族の想いで決めることを大切にしてほしいと思います。
名前は、これから何千回、何万回と呼ばれていくものです。
その一回一回に込められる家族の愛情こそが、お子さんを支えていくのではないでしょうか。



結局、長男には漢字を一文字入れ替えた名前をつけました。
でも今振り返ると、元の候補でもきっと幸せに育ってくれたと思うんです。
大切なのは、ママやパパが「この名前でよかった」と笑顔で呼べること。
その気持ちは、ちゃんと赤ちゃんに伝わっていますよ。
赤ちゃんの名前の総格が凶のときによくある質問
Q. 総格が凶だと、子どもの将来に悪い影響がありますか?
総格は人生全体や中年期以降の運勢を表すと言われていますが、凶数だから不幸になると決まっているわけではありません。
姓名判断はあくまで名前を読み解く一つの考え方で、流派によって判定も異なります。
お子さんの人生は、名前だけでなく、たくさんの出会いや経験によって形づくられていくものです。
Q. 出生届の期限までに名前が決まらないときは?
出生届は、生まれた日を含めて14日以内に提出することが戸籍法で定められています。
期限が迫って焦ると冷静に判断しにくくなるので、候補を2〜3つに絞った段階で画数を確認しておくと安心です。
詳しい手続きは、お住まいの市区町村の窓口で確認してみてください。
Q. 総格と人格、どちらを優先すればいいですか?
流派によって考え方は異なりますが、人格を最も重視し、次に地格や総格を見るという考え方が多いようです。
すべての格を吉にするのは難しいことも多いので、家族で優先する格を決めておくと迷いにくくなります。
Q. 複数のサイトで結果が違うときは、どれを信じればいい?
結果が違うのは、画数の数え方や吉凶の基準が流派ごとに異なるためです。
どれが正解というより、「わが家はこの流派を参考にする」と一つに決めることで、迷いが少なくなります。
悪い判定が出るものばかりを気にしすぎないことも大切です。
まとめ:総格が凶でも、想いを込めた名前は赤ちゃんへの最初の贈りもの
赤ちゃんの名前の総格が凶と出たときに、覚えておきたいポイントをまとめます。
- 総格は名字と名前の画数をすべて足した数で、五格の中の一つにすぎない
- 画数の吉凶は熊崎式など流派によって判定が割れるため、まずは数え方を確認する
- 人格・地格や三才配置など、ほかの格とのバランスもあわせて見る
- 出生届の前なら、読みはそのままに漢字を入れ替える方法が取り入れやすい
- 凶のまま想いを優先して名づけるのも、立派な選択
画数は名前を読み解く一つの要素であり、呼び名や込めた想いも同じくらい大切です。
悩んだ時間も含めて、その名前は赤ちゃんへの最初の贈りものになります。
どうか自分を責めずに、納得できる名前を選んでくださいね。



ひとりで画数とにらめっこしていると、どんどん不安が大きくなってしまいますよね。
候補の最終チェックや「この名前でいいのかな」という迷いは、姓名判断に詳しい専門家に話してみるのもひとつの方法です。
名前の良いところを一緒に見つけてもらえると、ふっと心が軽くなりますよ。








